先日、スクールの冒頭でこんな話をさせていただきました。
僕の仕事は「伝えられる人」を増やすこと。
だから、僕が伝えるってだけでなく・・・
今まで沢山の方達の話を聞いてきました。
今まで沢山の方達の文章を見てきました。
話を聞いたり・・・
文章を読ませてもらってると・・・
一生懸命、学んで実践してきたんだなーと
いつも感慨深くなります。
「最初から知ってる」なんてことはない。
どこかで学んで・・・
一生懸命身につけて・・・
そうやって
「わからなかったこと」がわかってきた。
本当、素晴らしいことだと思います。
すごい努力をしたんだろうなーと思います。
だけど、
わかればわかるほど・・・
わからなくなりがちなものがあります。
それが、「わからない人の気持ち」。
で、ほとんどの仕事の場合
伝えたい人は「わからない人」の場合が多い。
エステの仕事もそう。
WEBの仕事もそう。
コンサルの仕事もそう。
「知らなかった言葉」は、
学ぶことで自分にとって「当たり前の言葉」になる。
そうなると・・・
自分の「当たり前」は、
知らない人にとって「わからない」になる。
だから、講師にとって
伝える人にとって大事なことは
「わからない人」の立場で伝えること。
言葉だけじゃなく・・・
心も同じ。
参加者の気持ちに立って、伝えることが大事。
難しい言葉を知ってる人が
すごい講師じゃない。
難しいことを
伝わるように伝えられる人。
それが「素晴らしい講師」の条件。