気持ちよく、人のためにお金を使えるようになるには??
昨日は、息子と共に母の日のプレゼントを買いに行きました。
自分の貯金箱から出した小銭を握りしめ…なぜか薬局に行く息子。
理由を訊くと、
「ママが肌がきれいになるもの欲しいって言ってたから」と。
「ママ、適当に買っていっても確実に使わないから、お花がいいんじゃない?」
と説得し…。
なんとかお花に落ち着きました。
大分、選ぶのに時間かかったけど…
ママが庭に植えに行くくらい本気で喜んでもらえて、満足気でした。
息子はゲームセンターが大好きで、
ゲームセンターに行った時は、小銭を握りしめて
丁寧にUFOキャッチャーをやっています。
それなのに、こうして
自分の少ないお小遣いを
気持ちよく使えることに感動しました。
きっとゲームセンターと同じか、
それ以上の価値をママにプレゼントすることに
持っているんだと思います。
僕も感覚的に同じで、自分で使うお金よりも、
人のために使うお金の方が、多い人間です。
だけど、昔は決してそうじゃなくて…
お金を守ることに必死でした。
「苦労して稼いだお金を
なぜ人のために?」
と思っていた時期がありました。
でも、自分のために使ったお金よりも、
人のために使ったお金の方が、
何倍も喜びが大きいことに気付いて…。
いつのまにか、
人のために使うことが好きになっていきました。
それは、きっと稼げない頃から
できたことだったんだけど…。
でも、僕の場合は
ある程度余裕が持てるようになってから、
できるようになったことです。
余裕がない時は、
周りをドン引きさせるほど、ケチ男でした。
それは振り返ると…
お金どうこうよりも、気持ちの問題だった気がしています。
「こんなに大変な想いして稼いだのに…。」
「いつどうなるかわからないのに…。」
「いざという時、足りなくなったら…。」
そんなことばかり考えていました。
そうなってしまったのは、
まさしく「大変な想い」して稼いでいたからです。
苦労とか我慢の対価としてお金を得ていたからです。
だから、
お金を使うってことは、また苦労するってことで…。
また我慢の時間が増えるってことでした。
そして、
今使えるようになったのは、
働くことに、苦労とか我慢とかがなくなったからです。
「楽しく働ける」ようになったからです。
だから、ずーーーっと
「楽しく働く」を真ん中に置いて、
それを実現できる人達を増やすために、日々活動し続けています。
息子にも将来、
そうなってほしいなと願っています。
そして、僕と違って
稼げない時も稼げないなりに
人を喜ばすことに目を向けられる人になってほしいと願っています。