作って終わりのHPは、ビジネスの成長を止める。

先日、こんな相談をいただきました。
話を聞いてみると、そのHPには5年間の利用期間の縛りがあり、別のHPに変更することができない。
さらに、制作会社に修正をお願いする場合も、修正回数に制限があるとのこと。
「今、変えたいところがいっぱいあるんです。でも、もう修正回数を使ってしまって……」
そう話す彼女を見て、
「それは、もったいないな」
と思いました。
なぜなら、起業初期や新しいサービスを始めたばかりの時期って、
HPを作った時よりも、その後の方が圧倒的に伝えたいことが増えていくからです。
起業したばかりの頃は、HPを作った後に「答え」が見つかっていく
ビジネスを始めたばかりの頃は、
「たぶん、こんなお客さまに喜んでもらえると思う」
「このサービスが一番いいと思う」
と考えながらHPを作ります。
でも、実際にお客さまと会って、サービスを提供してみると、
「あ、この言葉の方が伝わる!」
「この悩みを持っている人がすごく多いんだ」
「このメニュー、思った以上に人気だな」
「ここをもっと詳しく説明した方がいいな」
と、どんどん分かってくる。
つまり、
HPを作った時点では分からなかったことが、ビジネスをやることで見えてくる。
だからHPは、本来「完成品」ではないんです。
修正するのが面倒になると、HPはどんどん古くなる
ところが、
「修正するには制作会社に連絡しないといけない」
「修正できる回数が決まっている」
「ちょっと変えるだけでも費用がかかる」
となると、最初は頑張っていても、だんだん面倒になってきます。
「ここ、直したいんだけど……まあ、いいか」
「次のタイミングでまとめてやろう」
「また連絡するの面倒だな」
そうしているうちに、HPの情報が現実のビジネスから少しずつズレていく。
新しいサービスが増えているのに載っていない。
お客さまの声が古いまま。
プロフィールが数年前のまま。
今は一番おすすめしたいサービスが、HPでは目立っていない。
こうなると、HPが「今の自分」を伝える場所ではなくなってしまいます。
ビジネスは、そんなにおとなしくしていない(笑)
私はよく、
「ビジネスは生き物ですよ」
とお客さまに言っています(笑)。
特に起業初期は、本当に変化が早い。
昨日まで考えていたことが、今日お客さまと話したことで変わることもある。
新しいアイデアが生まれることもある。
「このサービス、こうしたらもっと喜ばれるかも」
と突然ひらめくこともある。
その時に、
「でもHPを直すのが大変だから……」
となってしまったら、すごくもったいない。
HPを変えられないことが、ビジネスの変化を止める原因になってしまうからです。
HPは「作ること」より「育てられること」が大切
だから、これからHPを作る方には、
「どんなデザインにするか」
だけではなく、
「作った後、自分でどう育てていけるか?」
もぜひ確認してほしいと思っています。

たとえば、
- 自分で文章を変更できるか
- 新しいページを追加できるか
- お客さまの声をすぐ掲載できるか
- 写真を入れ替えられるか
- メニューを追加できるか
- キャンペーンや最新情報を更新できるか
こういうことが、どれくらい簡単にできるのか。
HP制作会社を選ぶ時には、ここもかなり重要なポイントです。
私たちがHPを制作するとき、「更新できる仕組み」にしている理由
私たちマインドプラスがHPを制作する場合は、
見たままブログ感覚で更新できる自社システム
を使っています。
専門的なHTMLやプログラミングの知識がなくても、
文章を直したり、写真を入れ替えたり、
ページを追加したりできるようにしています。
なのでワードプレスや他社のシステムを利用されている企業様から
リニューアルする人が後をたちません。
もちろん、
「エツさん、これやっておいてー」
とお願いされることも多いですが(笑)。
それも全然OKです。
大切なのは、
「自分でもできる。でも、必要なら人にも頼める」
という状態を作っておくことだと思っています。
「自分で更新できる」だけでは足りないこともある
ここも、HP制作では意外と大事なところです。
「自分で更新できます」
と言われても、
「どんな文章にしたらいいか分からない」
「この情報はどこに入れたらいい?」
「このページ、なんだか分かりにくい気がする」
ということはあります。
だから、私はHPの更新を作業だけの問題だとは考えていません。
例えば、
「新しいメニューを追加したいんです」
と相談されたら、
「じゃあ、この文章を追加しましょう」
だけでは終わらない。
「このメニューは、誰に一番おすすめなんですか?」
「今あるメニューと何が違いますか?」
「どんな悩みの人が来たら喜びますか?」
と話を聞いて、
そもそもHPのどこに、どう見せたら伝わるのか
まで一緒に考えます。
「HPを直したい」が、新しい仕事の相談になることもある
以前、HPを作ったお客さまたちが集まる作業・相談の時間に、
という相談がありました。
HPを直すだけなら、数分で終わる話です。
でも、そこで、
「そもそも、このサービスって誰のため?」
「今までのサービスとの違いは?」
と話していくと、
と、サービスそのものの見せ方が変わることがあります。
これが、HPを「ただ更新する」のと、
「ビジネスに合わせて育てる」のとの違いだと思っています。
他社で作ったHPでも、できることはあります
もちろん、
「もう他社でHPを作ってしまった」
という方もいると思います。
先ほどの5年縛りの方も、すでにSTUDIOでHPを作られていました。
だからといって、
「契約が終わるまで何もできない」
と諦める必要はありません。
今あるHPをどう活かせるのか。
どこを改善できるのか。
文章や構成をどう変えれば、今のサービスがもっと伝わるのか。
そういった部分から見直すこともできます。
私たちの起業家コミュニティ「FUNBIS(ファンビス)」では、
HPやSNSなどの作業をしながら相談できる
「オフィスアワー」も開催しています。
WordPress、STUDIOなど、さまざまなシステムについて相談しながら、
「ここ、どうやって直すんだろう?」
という技術的な部分だけでなく、
「このページ、何を書いたらいい?」
「このサービスをどう見せたらいい?」
という伝え方の部分まで一緒に考えています。
HPは、一人で管理画面と何時間もにらめっこするものではありません。
分からないところは聞けばいい。
迷ったところは相談すればいい。
そして、直したらまた次のことを考える。
そのくらい気軽に育てられるほうが、私は楽しいと思っています。
HPは「完成した日」がゴールではない
HP制作というと、
「完成したら終わり」
と思われがちです。
でも、本当は逆。
完成したところから、その人のビジネスに合わせて育っていくものです。
お客さまが増えたら、お客さまの声を追加する。
サービスが変わったら、ページを見直す。
新しい強みが見つかったら、プロフィールやファーストビューを変える。
事業のフェーズが変わったら、HPの構成そのものを変える。
そうやって少しずつ、
「今の自分」を正しく伝えられるHPにしていく。
だから私は、HPを作る時には「完成時のデザイン」だけではなく、
「このHPは、3年後もちゃんと育てられるだろうか?」
という視点も大切にしています。
もし今、
「HPを作ったけれど、ほとんど更新していない」
「新しいサービスが増えたのにHPが昔のまま」
「ちょっと直したいだけなのに、制作会社に頼むのが面倒」
という状態なら、一度HPを見直してみてください。
そして、これからHPを作る方は、
「いくらで作れるか」だけではなく、
「作った後、どう育てられるか」
まで確認してみることをおすすめします。
HPは、あなたのビジネスと一緒に変化していける場所。
私は、そんなHPを作っていきたいと思っています。
HP制作で大切にしていること
マインドプラスでは、単に「見た目のきれいなHP」を作るのではなく、
- ビジネスの現在地
- 誰に何を伝えるのか
- サービスの見せ方
- ページ構成
- お客さまの声
- 写真やプロフィール
- 問い合わせまでの導線
- 完成後の更新・改善
まで含めて、HPを一緒に考えています。
「これからHPを作りたいけれど、何を載せたらいいか分からない」
「今のHPをもっと活かしたい」
「事業が変わってきたので、HPも見直したい」
という方は、まず今のHPを開いて、
「これは、今の私のビジネスをちゃんと伝えられているかな?」
と、一度見てみてください。
こうしたHP改善や、
日々のコンサルティング現場で感じたことは、
メルマガでもお届けしています。
HPの作り方だけではなく、
「どうしたら自分の仕事が、必要な人にちゃんと伝わるのか」
を考えるヒントを、実際の事例とともにお届けしています。