問い合わせにつながるホームページ構成とは?見直す前に確認したい3つのこと
ホームページを作るとき、
と聞かれることがよくあります。
サービス内容、料金、プロフィール、お客様の声、実績。もちろん、どれも大事です。
でも、私が最初に考えるのは「何を載せるか」ではありません。
「このホームページを見る人は、どんな状態でここに来るんだろう?」
ここをかなり考えます。
なぜなら、同じ情報でも、見せる順番によって伝わり方が全然違うからです。
同じ情報でも、順番を変えるだけで伝わり方は変わる
たとえば、身体の不調を整える施術を提供しているお店があるとします。
提供する側としては、
「まず独自の技術を説明したい」
「資格や実績を知ってほしい」
と思うかもしれません。
でも、ホームページを見るお客様は、
「最近ずっと肩がつらい」
「いろいろ行ったけど、また戻ってしまう」
という状態かもしれない。
だったら、最初に必要なのは独自の施術方法の説明ではなく、
「ここは私の悩みに対応してくれる場所なんだ」
と分かることです。
実際にホームページの構成を考えていると、情報が足りないのではなく、順番を変えた方が伝わりやすいと感じることがあります。
例えば、こんな違いです。

載せている情報はほとんど同じです。
でも、変更前は「私たちが伝えたい順番」、変更後は「お客様が知りたい順番」になっています。
もちろん、すべてのホームページで悩みから始めればいいわけではありません。
すでに施術名を知っていて、料金や実績を比較したい人もいます。
だからこそ、お客様がどんな状態でホームページに来るのかを考えることが大切なんです。
私がホームページを作るときに確認している3つのこと
では、お客様が知りたい順番はどうやって考えるのか。
私たちが制作の際に確認していることを、3つご紹介します。
① お客様はどこから、どんな状態で来る?
Google検索で初めて知った人なのか、Instagramをずっと見てくれている人なのか、誰かから紹介された人なのか。
同じサービスでも、そこに来るまでに知っている情報は違います。
例えば、紹介で来た人なら、すでにある程度の信頼があるかもしれません。
でも、検索で初めて来た人なら、まず「何をしている会社なのか」「自分に合っているのか」を知りたいはずです。
だから、アクセス経路や実際のお客様の行動も確認しながら、情報の優先順位を考えています。
② お客様はサービスについてどこまで知っている?
これも、かなり大事です。
専門家にとって当たり前の言葉でも、お客様にとっては初めて聞く言葉かもしれません。
すでにサービスを知っている人なら、料金や他との違いが知りたい。
でも、まだ解決方法を探している段階の人に、いきなり専門的な説明をしても伝わりにくいですよね。
専門性を伝えることと、専門用語をたくさん使うことは違います。
お客様がどこまで理解しているかによって、説明の仕方も順番も変わります。
③ 申し込む前に、何が不安になる?
料金なのか。
誰が担当するのか。
自分と同じような人が利用しているのか。
契約後はどんな流れになるのか。
申し込む直前に確認したいことは、サービスによって違います。
ここで私がよく聞くのが、
「お客様から、何度も聞かれる質問ってありませんか?」
ということ。
実は、その質問への答えがホームページに載っていなかったり、分かりにくい場所にあったりすることもあります。
新しい文章を考える前に、普段お客様と話していることを整理するだけでも、改善のヒントが見つかります。
AIにホームページ構成を考えてもらうときも同じ
最近はAIに、
「○○のお店のホームページ構成を考えて」
と聞くだけで、一瞬で構成案を作ってもらえます。
便利ですよね。私もAIは日常的に使っています。
でも、それだけでは一般的な構成になりやすいんです。
例えば、
ここまで伝えてから構成を考えてもらうと、提案の内容はかなり変わります。
AIがダメなのではなく、AIに何を判断材料として渡すかが大事。
そして、出てきた提案が本当にその事業に合っているかを判断することも必要です。
私たちがホームページを作るときも、ここを大切にしています。
マインドプラスのHP制作は、ビジネスの整理から始まります
マインドプラスでは、ホームページを作る前に、事業そのものを整理するコンサルティングも行っています。
誰に、どんな価値を届けたいのか。
今のお客様は、何を理由に選んでくださっているのか。
そして、これからどんな事業にしていきたいのか。
実際にお話を聞いていると、ホームページの構成を考える前に、サービスの見せ方や事業の方向性から整理した方がいいこともあります。
だから私たちは、最初からデザインやページ数を決めて進めるのではなく、ビジネスのことを一緒に考えながら制作しています。
ホームページは、今の事業を紹介するだけでなく、これからどんなお客様と仕事をしていきたいかを伝える場所でもあるからです。
まずは5分、自分のホームページを見てみてください
もし今ホームページをお持ちなら、次の3つを確認してみてください。
① 最初の画面で「私のためのサービスだ」と分かる?
② 自分が伝えたい順番ではなく、お客様が知りたい順番になっている?
③ 問い合わせ前によく聞かれる質問への答えが、すぐ見つかる?
ひとつでも「うーん」と思ったら、新しいページを増やす前に、今ある情報の順番を見直してみてもいいかもしれません。
ホームページは、情報量が多ければいいわけではありません。
必要な人に、必要な情報を、必要な順番で見せる。