「感謝が大事です。」 「感謝しましょう。」
昔から、よく耳にするこの言葉。
そりゃ感謝が大事なことは知ってる。
そりゃ感謝したほうが良いことは知ってる。
だけど、感謝なんてできない時代がありました。
人に厳しいことを言われて
人に批判されて
傷ついて、落ち込んでしまった時。
「そんなに言ってくれる人、なかなかいないよー。」
「それは、あなたのために言ってくれたのよ。」
「感謝しないとね。」
って言われても、感謝なんてできませんでした。
だって、そのせいで苦しんでるから・・・
だって、そのせいで動けなくなってるから・・・
だって、そのせいでまた自分を責めてるから・・・
でも、そうやって感謝できずにいると
また言われる。
「感謝が足りない。」
「感謝できたら、世の中もっと楽しくなるよ。」
そんなことわかってるから、
なおさら自分を責める。
感謝できない自分が、
すさまじく嫌な奴に思えたりする。
そんな経験をしたから、
僕は感謝を人に促すことはしません。
感謝を強要することはしません。
人には、タイミングがあります。
自分が悪い状態である時に、なかなか感謝はできない。
自分が良い状態になれた時に、感謝できるようになる。
だから、大事なのは
良い状態になってもらうこと。
感謝できる状態になってもらうこと。
自分の理想にまっすぐに・・・
突き進んでもらうこと。
起こること全部、成長の糧にして
とにかく行動し続けること。
そしたら・・・
一歩成長するたびに
「過去」に感謝できるようになる。
ひとつ手に入れるたびに
「あの時」に感謝できるようになる。
喜べるたびに
「あの人」に感謝できるようになる。
その先にこそ、無理やりの感謝じゃなくて・・・
「本当の感謝」が待ってる。
「世の中全てに感謝できる自分」が待ってる。