利益なき繁忙の理由 なぜ忙しいのに、収益が少ないのか？

 

「春さん、忙しそうですねー」とよく言われます。

ここのところずっと・・・

 

 

毎週3日以上、講師の活動をしています。

 

確かに忙しいですが、

実は昔の方が「仕事に使ってた時間」は多かったんです。

 

その「昔」っていうのは、

 

 

一番収益が出ていなかった時。

 

あの頃は、本当混乱してました。

毎日のように、夜中の1時くらいまで働いていました。

体も心もくったくったになってました。

だけど、収益は増えない。

「なんで、こんなに時間を使ってるのに・・・」

そうやって混乱していました。

 

ちょうどその頃、

 

 

大学の頃の先輩と会う機会がありました。

 

その人は、起業してる人。

何かヒントがあるかなーと思いながら、

話を聞いてみたいと思っていました。

だけど、会ってみてびっくり。

すでに、会社をたたんで

サラリーマンになってました。

「おれ、経営者に向いてなかったよ。

勤め人の方が、100倍幸せだね。」

「忙しいだけで、

収入増えないし・・・。」

その当時の僕の状況と同じ理由で辞めてる・・・。

すごーーく共感してしまいました。

 

 

 

それから、しばらくの間

「僕は経営者に向いてないのでは？？」

と考え始めました。

「経営者としてうまくいく人は

特別な才能があるのかも？？」

「経営者として、

僕は何かが欠けているのかもしれない・・・。」

「実際に辞めたら、どう働くかな？？」

そんなことを考えてるうちに・・・

すごく大事なことに気付きました。

 

 

それが、僕の思考の癖。

「このままダメだったら、どうしよう？」

と考えてる時間。

それと同じような時間を今までも使っていました。

 

「お客さん、とれなかったらどうしよう？」

「こんな言葉を言われたら、どうしよう？」

「納得してくれなかったら、どうしよう？」

そんなことを考えてる時間を

毎日沢山使ってたこと。

「うまくいかせるための時間」じゃなくて、

「ダメだった時を考える時間」。

そこに莫大な時間を注いでたこと

に気付けました。

 

 

 

それからは、

 

 

「ダメだったら？」を考えそうになると

思考を切り替えるようにしました。

 

 

「お客さん、とれなかったらどうしよう？」

じゃなくて・・・

「どうやって、集客するか？」

 

「不満を言われたら、どうしよう？」

じゃなくて・・・

「喜びの言葉をもらうために、どうするか？」

 

「納得してくれなかったら、どうしよう？」

じゃなくて・・・

「お客さんの結果を出すために、どう提案するか？」

 

そうやって、思考を変えて

そのために行動する時間だけを使いました。

 

そしたら・・・

働く時間は徐々に減っていきました。

お客さんの結果は良くなっていきました。

収益は徐々に増えていきました。

 

 

ここのところずっと・・・

毎週3日以上、講師の活動をしています。

だけど、昔ほどの忙しさは感じていません。

それは、「無駄な時間」を一切使っていないから。

「うまくいくためだけの時間」だけを過ごしているから。

 

 

 

ダメになった時のことばかり考えてる。

そうしている人は、

そんな顔をしてる。

そんな言葉を使ってる。

そして、ますますダメになっていく。

 

 

 

 

 

「進みたい方向」へ進むために考え、行動する。

それができる人は、

周りを元気にする表情をしてる。

周りを元気にする言葉を使ってる。

そして、ますます求められる。