さて、今日は「HP制作で絶対にお金と時間を無駄にしないための罠と対策」の連載第2回目です。
(前回の【第1回:「プロに丸投げ」の罠】も結構な反響をいただきました!)ということで、第2回いきたいと思います。
新しくHPを作りたいという方との初回ミーティングでのこと。
※私たちのHP制作は、目的を根底からすり合わせるために、初回だけで最低でも3時間、サービス構築の相談からお願いされる方なんかは、5時間くらいかけて徹底的にお話を聞きます。そのヒアリングの序盤で、お客様が少し控えめにこんな風におっしゃいました。
この「とりあえず名刺代わりに」という言葉。
実は、コンサルの現場でも本当によく聞きます。謙虚な方にとても多いのですが、私はこれを聞くたびに「もったいない!それなら何十万もかけて作らない方がマシです!」と、全力でその考えを軌道修正しにいきます。笑
「とりあえず」で作ったHPは、「とりあえずのお客さま」を生む
なぜ「とりあえず名刺代わり」のつもりで作ってはいけないのか。それは、HPが「誰も見に来ない幽霊サイト」になるから…だけではありません。実はもっと恐ろしい理由があります。
「とりあえず存在証明ができればいい」
「無難に事業内容が載っていればいい」
そうやって作った当たり障りのないHPには、あなたの「想い」や「同業他社にはない絶対的な価値」が書かれていません。ただの綺麗なパンフレットです。すると何が起きるか。もし運よくそのHPを見てくれた人がいたとしても、他社と比較されるのは
「価格」や「距離」
といった条件面だけになります。
結果として、「とりあえず安いから」「とりあえず近かったから」という理由で選ぶ、相見積もり前提の「とりあえずのお客さま」ばかりを引き寄せてしまうのです。条件で選ばれたビジネスは、お客様の要求に振り回され、必ず自分が苦しくなります。「とりあえず」というあなたの発信側の妥協は、そのままお客様の質となって跳ね返ってくるのです。
HPは「最強のフィルター」でなければいけない
では、ビジネスにおいてHPが担うべき本当の役割とは何なのか。それは、ただ情報を置く場所ではなく、「自分の理想とするお客様だけを集める最強のフィルター(構造)」であるべきだということです。HPは、お客様があなたと出会い、あなたの活動に触れる「第ゼロ印象」を決める場所です。
だからこそ、マインドプラスの制作では、「HPに載せたい文章と写真を送ってください。それに合わせて作ります」とは絶対に言いません。
自分一人で考えた無難な言葉やあり合わせの素材では、決して機能するフィルターにはならないからです。初回の長いミーティングで、を徹底的に掘り下げます。そして何より、あなたがどんな価値観で、どんな風に「楽しく働いているか」というリアルな姿や想いを、言葉とオリジナルデザインに落とし込んでいきます。
「名前」で選ばれるから、長く楽しく働ける
自分の想いや、過去の経験、商品への絶対的な自信。これらを誤解なく伝わるように構造化し、HPというフィルターを通すことで何が起きるか。あなたの価値観に共感した人、あなたの働き方に惹かれた人だけが、扉を叩いてくれるようになります。「とりあえず安いから」ではなく、「あなたにお願いしたい」と、あなたの「名前」で選んでくれるお客様が集まるようになるのです。
そうやって集まってくれたお客様や仲間となら、無理な自己犠牲をすることなく、お互いがハッピーな状態で長くビジネスを続けることができます。
これが、私たちがHP制作を通して本当に実現したい「楽しく働く」という状態です。「とりあえず名刺代わりに」は終わりにしましょう^^
せっかく自分のHPを持つのなら、あなたの価値をフルスイングで出し切り、理想の人だけを引き寄せる最強のフィルターを創りませんか?
次回は、これまた非常に多い【連載第3回:「おしゃれ・かっこいい」の罠】について書きます。見た目のデザインにこだわりすぎると、逆にお客様が離れていってしまう残酷な理由についてお話ししますね。
あなたは今、自分のHP(またはこれから作るHP)を「誰に見せたくて、誰には見せたくないか」ハッキリと答えられますか?今日もお読みいただきありがとうございました^^